『 幼児期の育ち方で それからの人生は大きく変わる。』これを実現できる、質の高い幼稚園教育を進めていきます。
保護者の方から、園児が明るく、落ち着いて話しを聞くようになった。そして、色々なことに興味を積極的に持つようになった。と話をいただくことがあります。
以前、読んだ本で、西岡氏は、すでになくなられましたが、法隆寺最後の宮大工棟梁といわれ、文化財保存技術者でした。西岡氏の言葉から、教育の原点が見えてきます。幼稚園教育として基本的なことでとても大切で、大事にしなければいけないことだと感じます。
木の癖というものはなにも悪いもんやない、使い方なんです。癖の
あるものを使うのはやっかいなもんですけど、うまく使ったらその方
がいいということもありますのや。人間と同じですわ。本当なら個性
を見抜いて使ってやるほうが強いし、長持ちするんですが、個性を大
事にするより平均化してしまった方が仕事はずっと早い。性格を見抜
く力もいらん。でもこれなら昨日始めた大工でもできる。本来持って
いる木の性質を生かして、無駄なく使ってやる。これは当たり前のこ
とです。この当たり前のことを今はしなくなったのですな。 』 西岡 常一 著 「木のいのち 木のこころ」から
この頃、人生の多くことは幼稚園の時代に培われるといわれ、国全体でも力を入れ始め、園児たちが人間として生涯を生き抜いていく基礎となっていく大きな力をつけるところでもあります。
それは、子どもたちが教育を通して社会の中で生きていくための基礎・基本を身につけるとともに、個性を見いだし、自分らしい生き方を選択していくことでもあります。そのためには、幼稚園全体の教職員で、一人一人の園児に対してしっかりと向かっていくことであると考えていますし、それを的確に支援していくことこそが私たち教師の使命であると思っています。
園児たちと真剣に向き合い、園児たちから出発する教育を積極的に推進するにあたり、短大付属幼稚園だからこそできる教育、短大付属幼稚園でしか味わえない教育活動をみんなの力で実現していく。
私たちは、このことを常に心に留め園児たちへの教育活動を行うことが必要であると考えています。
園 長 伊勢 昭

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